住まい

30代独身女が新築マンションを買った話①新築か中古か問題

20代後半から住んでいた賃貸アパートを離れ、今年から新築の分譲マンションに引越しました!

私は以前不動産系の会社で働いていたことがあり宅建士の資格も取得しているため、家を買う流れや不動産取引の基礎知識についてはなんとなく知っていました。ですが実際に購入者としての立場での内覧、打合せ、契約などは初めての経験ばかりで、とても勉強になりました。

特に女性が1人で家を買う事に対するハードルの高さのようなものを体感したり、各物件の営業マンの対応に考えさせられる事もありました。(詳細は②で書きます)

物件探しを始めた時は転職してからまだ4ヵ月の頃。そこから数件の内覧を経て、契約しかけてキャンセルした物件もあり…。購入が決まってからも間取りや内装の打合せをし、契約から完成・引渡しまでに約1年の期間を要しました。

住み始めて半年ほどですが、賃貸時代と比べてかなり生活の質が上がったので思い切って購入して本当に良かったと思っています。

なぜマンションを購入したか

前職でマンションリノベの仕事をしていたのですが、独身女性でマンションを購入する方が意外と多い事を知りました。

その頃の私は1人で家を買う事に全然興味が無く、いつか結婚したら広い家に引越せる!と思いながら1Kのアパートで我慢して暮らしていました。

結婚しない可能性が高い

ところが30歳を過ぎてしばらくして、自分がこのまま結婚しない可能性が高い事を悟ります。

たとえ結婚したとしても自分の好きな家に住めるかわかんないよな…とか思い始めます。

食洗機が欲しい

私、家事めっちゃ嫌いなんです。1Kアパートでルンバを購入したほどに。

転職して忙しくなり、部屋の片づけも皿洗いも辛くて辛くてしょうがなくなり、本気で食洗機が欲しくなります。

ちなみに将来の夢は家事をすべてアウトソーシングすることです!

広い家は家賃が高い

基本的に駅近に住みたいため、交通の便が良く広い家に住むとなると必然的に家賃が爆上がりしてしまいます。

また、高齢になってから引越したくなった時に賃貸を借りられなくなる可能性もある事を知り、将来の住生活に不安を感じ始めます。

新築 vs 中古 それぞれのメリット・デメリット

そんなこんなで家の購入に興味を持ち始め、SUUMOやアットホームなどで情報収集を始めました。

そこで最初に考えたのが、新築か中古のどちらで物件探しをするかという問題。

それぞれの良い点・悪い点を比較し検討しました。

中古マンションの場合

自分好みにリノベできる

予算が潤沢にあるわけではありませんから、最初は中古で考えました。

中古購入+リノベーションで自分がデザインした家に住むなんて素敵ではありませんか!

内装材や水廻り設備を一新すれば、新築同様の綺麗なおうちに住む事ができます。

中古+リノベの自由度と費用感

上記のメリットを言い換えると、リノベをするには家全体の仕上げ・設備を1から選択して決めていく作業が発生します。私は職業柄いろんなおうちを見すぎて、いざ自分の家づくりとなるとどんな仕様にすればよいか決めきれないと思うのです。

また、リノベにかかる費用も決して安いものではありません。もちろんどんな工事をするか、どんな建材を選択するかにより費用はピンキリですが、全体リノベとなると1,000万円ほどかかるケースもあります。

リノベと言ってもある程度間取りの制約はありますから、物件選びの段階で自分のやりたい事が実現可能かを検討する必要があります。

なるべく販売価格が安価な物件を購入して工事に費用をかけたいところですが、立地・広さ・予算等すべての希望条件を満たした物件を見つけるのは簡単ではないでしょう。

より費用をかけたくない場合はリフォーム・リノベーションをまったくせずに住む事ももちろん可能です。他人が住んでいた部屋にそのままの状態で済むとか私は無理ですが…そもそも生活の質を上げたいと思って引越すのにそこでケチるのはなんか違うと思うのです。

特にデザインにこだわりが無くある程度綺麗なら良いという場合は、リフォーム済の物件を購入するのもありだと思います。実際、印象が良いからなのかリフォーム済で売られている中古マンションはかなり多いです。たまに、なんでこんなデザインにした?って思う物件もありますが…笑

一般的に中古の場合は不動産会社に支払う仲介手数料が発生するため、新築に比べて諸費用が高くなりがちです。

またリフォーム・リノベーション工事中にはすでに住宅ローンの返済が開始しており、賃貸に住んでいる場合は家賃との二重払いの期間が発生します。

共用部、配管等の老朽化

私としては、中古マンションの一番のデメリットはこれだと思っています。

毎日使うエントランス、ポスト、エレベーター、階段等は共用部であり、いくら老朽化していても個人の一存では変えられない部分です。

また水道やガスの配管など、普段見る事のできない部分も老朽化が気になってしまいます。

バルコニーやサッシ(窓)も共用部となります。古い物件はサッシの建付けが悪く開閉がしにくかったり、単板ガラスが使ってあり断熱性能があまり良くない事があります。内窓(インナーサッシ)を取付け断熱性や防音を改善する事は可能ですが、もともと付いているサッシ自体を交換する事はまずできません。

新築マンションの場合

性能(耐震性・断熱性など)が良く、最新の設備を備えている

すべてが新しく、最新の法規に則った建築物であるため安心して住む事ができます。

宅配ボックスとかキーシステムとか、設備も最新なので機能面でも便利でありがたいです。

固定費(修繕積立金)が安価

マンションに住み始めてからの月々の出費としては、ローン返済金の他に管理費+修繕積立金というものがあります。これらの金額は物件によって違うため一概には言えませんが、修繕積立金は築年数が古くなればなるほど高くなっていきます。つまり新築マンションは築0年=修繕積立金が安めというだけで、いつかは金額が上がる可能性があるという事を知っておいた方がよいかと思います。金額の推移(あくまで想定額)については、物件ごとに計画されているであろう長期修繕計画に記載されています。

近隣住民の入居時期がほぼ同時

新築という事で、竣工までに購入している人は基本的に各種手続き・引渡し・入居のタイミングが全住戸同時になります。そのため自分だけが新参者という事はなく、住民同士の関係がフラットな状態で住み始める事ができます。 中古の場合、少なくとも工事中に近隣に迷惑がかかっているため結構気を揉むケースがあったりなかったり…

間取り・デザイン・仕様の縛りがある

間取りについてはAタイプ(2LDK)・Bタイプ(3LDK)…のように、同じマンション内でも複数のパターンがある場合がほとんどでありその中から選びます。

また同じAタイプの中でも間取りのバリエーションがいくつかあって無料で選択ができる、なんて物件もあります。

フローリングやドア、キッチンの色が選べるマンションも多いです。

ただしこれらの仕様選択は、早めに契約した場合のみ可能です。契約時期が遅いと工事が進んでしまっているため、内装材の色やオプション(設備のグレードアップ等)選択ができなくなります。

また選択肢は完全に自由なわけではなく、マンションごとに決められた数種類の中から好みのものを選ぶというものなので、完全に自分オリジナルの仕様にしたい場合はかなり費用をかけないと実現できません。

建物完成前に契約する事への不安と、引渡しまでの期間が長い

新築マンションの広告が出始めるのは建設工事が始まる頃であり、実際に建物が完成するまでには着工から1年くらいかかってしまいます。また物件の販売価格がちゃんと決まっていない事も多く、見込み客の反応などを見て最終的な販売価格を決定しているようです。

そのため情報が少ない中で購入を検討する事となり、優柔不断な人は購入を決めるのが難しいかもしれません。

建設工事が進んでこれば現地でモデルルームを見ることができますが、人気のあるマンションは現地モデルルームが完成する頃にはほぼ完売してしまうのでのんびりしている事もできません。

契約した後は早く新居に住みたくなりますが、冒頭に書いたように建物完成まで1年ほど待つ事になるため気の短い人にはつらい期間です。それと住宅ローンを利用する場合、この間に離職・転職をしてしまうと厄介な事になる可能性が高いです。


このような事をふまえて、私は新築マンションに絞って物件探しをすることにしました。

次回、物件探しと内覧編です。

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